無事終了、楽しませていただいた番組へ感謝
明智光秀を描いた番組、「麒麟がくる」コロナでどうなるかと思っていましたが、年を超えて放映し2月で無事終了しました。その明智光秀に因んだお城が2つありました。一つは丹波の福地山城です。
福知山はかつて両親が仕事の都合で住んでいたところで、たびたび訪ねたことがあるところです。その頃、昭和50年代にはまだ今日のような立派な天守はありませんでした。昭和61年(1986)11月、市民の力で再建されたもので、今は市のシンボルとして多くの観光客が訪問したいところとして人気を集めています。
もう一つは、京都駅から大阪方面へ向かう途中の駅、長岡京から徒歩10分にある「勝竜寺」です。明智光秀の娘たま(細川ガラシャ)が細川忠興と幸せな新婚時代を過ごした城ということです。
それから4年後の天正10年(1582)、「本能寺の変」により主君・織田信長を討った明智光秀は、この勝龍寺城を拠点とし、羽柴秀吉を迎え撃ちましたが、圧倒的な秀吉軍の軍勢を前に、「山崎の戦い」に敗れた光秀は勝龍寺城に退却し、最期の夜を過ごしました。夜中のうちに城を脱出し、坂本城へ向かう途上、落ち武者狩りに討たれて絶命。光秀が脱出したと伝わる勝龍寺城の北門には、当時の石垣や門の礎石が今も残っています。スケッチは城の南側の堀から見たものです。長岡京はこれまで男声合唱の練習会場で使った「長岡京バンビオ」が駅前にあり何度も駅の西には行ったことがありましたが、勝竜寺がある駅の東南方面は初めての訪問です。
JRの駅はかつて「神足(こうたり)駅」でしたが平成7年に今の「長岡京駅」に名称が変更されました。