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こころの風景 スケッチ:こころの風景

北京料理 東華菜館

京都、四条河原町の名建築。

青春の4年間で繁華街四条河原町には度々飲み会や買い物、友人達との喫茶で訪れていたが、ここ東華菜館を利用したことは一度もありませんでした。歴史と風格を感じる外観と、北京料理という学生にとってはとても手が届きそうにないメニューのためであったかと思います。それからも縁がなく今日に至っていますが、先日スケッチへ出かけるため、京阪の祇園四条駅の地下ホームから上がり四条大橋から西を見ると、この東華菜館が相変わらずの存在感をもって立っていました。絵になりそうな四条大橋越しの姿をスナップし帰宅後に描いてみました。夏には鴨川縁に床がでるので一度訪ねてみたい。

東華菜館

東華菜館の建物は大正15年にビアホールとして、あのウィリアム・ヴォーリーズの設計により建てられたもの。戦後、昭和20年に改めて北京料理店として開業、今日に至っているとホームページで紹介されています。様式としてはスパニッシュ・バロック風とのことですが目を引くのがエントランスで印象的なレリーフ。
複雑、かつシンメトリーで全体を描くことは私には難しく、印象だけ伝えられるよう、ちょっと手抜きでスケッチ。

東華菜館スケッチ

東華菜館のレリーフ

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